今年より実績報告の頻度を週ごとから月毎に変更しました。
といことで、今月の出来事から振り返りです。
★アメリカの雇用統計
■ 非農業部門雇用者数
予想:20.5万人 結果:31.1万人
■ 失業率
予想:3.6% 結果:3.4%
■ 平均時給(前月比)
予想:0.3% 結果:0.2%
■ 平均時給(前年比)
予想:4.7% 結果:4.6%
雇用者数は予想を超えて増加していますが、平均時給は予想を下回りました。
★アメリカの消費者物価指数
■前月比CPI
予想:0.4% 結果:0.4%
■前年比CPI
予想:6.0% 結果:6.0%
■前月比コアCPI
予想:0.4% 結果:0.5%
■前年比コアCPI
予想:5.5% 結果:5.5%
雇用統計に引き続き、CPIも予想通りの結果になりましたね。
また、シリコンバレー銀行やシルバーゲート、シグネチャー銀行の破綻が続き、利上げ停止の思惑が強くなってきました。
★日本の消費者物価指数
■CPI
前回:4.0% 予想:4.3% 結果:4.3%
■CPI(生鮮食品を除く)
前回:4.0% 予想:4.2% 結果:4.2%
■CPI(生鮮食品、エネルギーを除く)
前回:3.0% 予想:3.3% 結果:3.2%
日本のCPIもほぼ予想通りの結果でしたね。
ただ、4月以降も値上げラッシュが続いているので今後どうなるのかが要注意なところです。
★FOMC(アメリカ政策金利)
前回:4.50〜4.75 予想:4.75〜5.00 結果:4.75〜5.00
シリコンバレー銀行の破綻によって金利上昇が止まるかもしれないとの観測がありましたが、結果としては0.25%アップでした。
では、先月のループイフダンの実績を報告いたします。
先月からはニュージーランドドル円の取引停止およびドルスイスフランの取引の開始をしました。
目次
ループイフダンとは
アイネット証券で使える FXの自動取引ツールになります。
為替には必ず波があり、有名な通貨ペアであれば基本的に上げ下げを繰り返すと言われています。
この波を利用した自動取引がこのループイフダンですね。
簡単に言うと一定間隔ごとに買いor売りを繰り返し、利益が出たら清算するという仕組みです。
そのため、設定はどの通貨ペアでどれくらいの間隔にするかを決めるだけですね。
例:NZD/JPYの場合
過去10年の値幅は57.956円〜94.082円。
現在のレートは78円とします。
1円の値幅の買いループイフダンをすると、78円で1ポジション購入。
77円に下がった場合は追加で1ポジション購入。
79円になった場合は78円で購入したポジションを精算して1,000円の利益とし、新規で79円のポジションを購入します。
このように、波があればポジションを購入して清算してを繰り返してくれるので基本放置でお金が増えていくということですね。
ただ、購入できるポジションの量などは入金額で決まってしまうので、無理な量を取引するのはやめましょう。
※入金額に対し、取引量が多い場合、強制清算されて損失を被る場合があります。
各通貨ペアの特徴
スワップポイントが大きいと言われる通貨ペアです。
買いポジションだとプラスですが、売りポジションだとマイナスが大きいため、売りのループイフダンは非推奨と言われています。
ボラリティについてですが、1日、1週間などの短期で見ると大きいと感じますが、長期的にみると他の通貨ペアと比べて小さめの変動幅となっています。
ユーロとイギリスポンドの通貨ペアになります。
国が近いこともあり安定した動きが見込まれますが、スワップポイントが売りだと結構つきます。
ボラリティは小さめなので、リスクが少ない通貨ペアと言われています。
オーストラリアとニュージーランドの通貨ペアとなります。
スワップ差も少なく、ボラリティも少ないので安定した動きになっています。
1.0を割り込む確率がかなり少ないため、近づいてきたら買いのループイフダンを入れれば必勝なのではないでしょうか。
アメリカドルとスイスフランの通貨ペアになります。
過去10年のボラリティは狭く、ループイフダンに適していますね。
ただ、スイスフランは過去にスイスフランショックを起こしているので、今後もショックが発生する可能性を考慮して余裕を持った資金管理が推奨されます。
通貨ペア・投資額(設定)
取引通貨ペアの設定
色々と検証した結果、値幅を広げて少ない取引量を基本としつつ、高値圏・安値圏で狭い値幅のループイフダンで行っていくのが安定しそうなので、その方法を試しています。
初期投資額
2020年4月20日開始:10万円
2020年4月27日追加:30万円(累計40万円)
2021年9月13日追加:15万円(累計55万円)
損益状況および口座残高
保有ポジションの損益状況
口座内残高
ループイフダン実績
月別の実績
月 |
確定利益 |
累積確定利益 |
評価損益 |
累積確定利益+評価損益 |
3月 |
8,581円 |
325,106円 |
-115,404円 |
209,705円 |
2月 |
19,306円 |
316,525円 |
-154,270円 |
162,255円 |
1月 |
11,847円 |
297,219円 |
-187,330円 |
109,889円 |
年始 |
- |
285,372円 |
-148,747円 |
136,625円 |
今年の通貨ペア別の実績
通貨ペア
| 今月の確定利益 |
累積確定利益 |
評価損益 |
累積確定利益+評価損益 |
NZD/JPY |
-1,503円 |
4,454円 |
0円 |
4,454円 |
AUD/NZD |
6,507円 |
25,058円 |
215円 |
25,273円 |
EUR/GBP |
3,307円 |
9,952円 |
-106,721円 |
-96,319円 |
USD/CHF |
0円 |
0円 |
-9,345円 |
-9,345円 |
※評価損は前年より引き継ぎです。
年間実績
年 |
元金 |
累計確定利益 |
評価損益 |
年間利益 |
年間利回り |
2022 |
550,000円 |
29,984円 |
23,640円 |
53,624円 |
9.750% |
2021 |
550,000円 |
175,373円 |
-127,112円 |
48,261円 |
8.774% |
2020 |
400,000円 |
80,015円 |
-45,275円 |
34,740円 |
8.685% |
合計 |
550,000円 |
285,372円 |
-148,747円 |
136,625円 |
24.841% |
※2021年以降は前年からの差分にて計算。
※2022年は評価損解消のため確定利益減
トレンドビュー
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利益・利回り・税金計算ツール
初期費用、年間積立額、想定年間利益率(利回り)を入力すると、年間利益および税金が算出されるツールになります。
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