今回は最近読了しましたミステリー小説『葉桜の季節に君を想うということ』をご紹介いたします。
2007年5月に出版された小説であり、色々な方がこの本は面白いと言っていたので、気になり読むことにしました。
Amazonでも1,500件のレビューがついており、また★4とかなりの高評価!
これは期待できるやつですよね。
ということで、早速レビューです。
主人公は自称『なんでもやってやろう屋』の成瀬将虎という男で、警備員からパソコン教室の先生。昔は私立探偵までやっていたこともある。
そんな男が知人に頼まれて、詐欺事件の内偵をすることに。
私立探偵の時の知識を使い、その詐欺事件によっておきた顛末を知ることになる。
ざっくりいうとこんなストーリーですね。
詳しく話すとネタバレになってしまうのでここまでですね!
とりあえず言えるのは、いくつかの話が展開されて行くのですが、それが最後には一つにつながっていく。
そして、最後に明かされるどんでん返し!
いやぁ、面白かったですね!Amazonの評価も高いだけあります!
人の思い込みって怖いなって思ってしまうような作品でした。
ミステリー好きの方やどんでん返しが好きな方にぜひおすすめの本になります。
葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫) [ 歌野 晶午 ] 価格:825円 |
あらすじ
究極の驚愕、ミステリーの奇蹟がここにある。
素人探偵のもとに持ち込まれた霊感商法事件の意外な顛末、そして…。
あなたは最後の一文まで、ただひたすら驚き続けることになる。
「何でもやってやろう屋」を自称する元私立探偵・成瀬将虎は、同じフィットネスクラブに通う愛子から悪質な霊感商法の調査を依頼された。
そんな折、自殺を図ろうとしているところを救った麻宮さくらと運命の出会いを果たして——。
あらゆるミステリーの賞を総なめにした本作は、必ず二度、三度と読みたくなる究極の徹夜本。
第57回日本推理作家協会賞、第4回本格ミステリ大賞受賞。