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【BOOK】映画化された『アリスとテレスのまぼろし工場』の感想


今回ご紹介小説は2023年にMAPPA制作で映画化された「アリスとテレスのまぼろし工場」になります。

なかなか不思議なストーリーの小説でしたね。

内容についてはあらすじを見ていただければなのですが、個人的に気になった点としては、五実という少女のことです。

なんでこの時間が止まった世界に迷い込んでしまったのか。
理由もきっかけも曖昧な感じで終始?ではありましたね。

がしかしこの少女がきっかけで時間の止まった世界に変化が訪れるのでやはり理由はあったのかな。


また、この小説の舞台であるは時間が止まっているため、成長もしなければ怪我もしない。
妊婦もそのままずっと妊婦のまま。
そんな現実で考えると結構ホラーな世界なのですが、この環境にいるからこそ、こんな異常な状況でどうやって生き抜くかとか、自分の意味を見つけるというのが物語の中で展開されていきます。

登場人物たちの強さや人間味が出ていてそこは惹き込まれるポイントかもしれません。

映画も併せて見れば、よりこの作品を楽しめると思いますので、映画を見た方も含めぜひ読んでみてくださいね。

アリスとテレスのまぼろし工場 (角川文庫) [ 岡田 麿里 ]

価格:748円
(2023/10/5 22:30時点)
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あらすじ

「あの花」の岡田麿里がみずから書き下ろし! 新作劇場アニメの原作小説!

製鉄所の爆発事故により出口を失い、時が止まった町で暮らす中学3年生の正宗。
変化を禁じられ鬱屈した日々を過ごす中、謎めいた同級生の睦実に導かれ、製鉄所の第五高炉へと足を踏み入れる。
そこにいたのは喋ることのできない、野生の狼のような少女――。

正宗と2人の少女の出会いは、世界の均衡が崩れるはじまりだった。
止められない恋の衝動が行き着く未来とは。
岡田麿里監督がみずから執筆した、劇場アニメの原作小説!

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