今回ご紹介する本はホラーミステリー小説『隣はシリアルキラー』になります。
ホラーと言っても残酷な表現が含まれているやつなので、幽霊とかそういうのではありません。それにそこまで残酷な表現が多いわけでもないかな。
感想としては、どんでん返しありのミステリーって感じでした。
どんでん返しはあったけど、少し予想できてしまったかな。
登場人物とかがかなり少なかったので。
がしかし、サクサク読めるし先が気になることには違いなく、どんでん返しがあると考えずに読むとより楽しいかもですね。
ざっくりのあらすじとしては、隣の部屋から夜な夜な聞こえてくる音。
隣の人がまるで人体を解体しているような音を立てているのです。
そこから隣人がシリアルキラーだとわかったのですが、自身が前科があり、警察に相談できない。
がしかし、このままだと自分自身が危ないし、周りの人も危険に晒してしまう。
そんな葛藤の中で、主人公がさまざまな決断を下してシリアルキラーに挑んでいくようなストーリーです。
いやぁ、こんな隣人いたら怖いですよね。
タイトルは怖そうな感じですが、読みやすい作品ではありますので、気になった方はぜひ読んでみてくださいね!
隣はシリアルキラー (集英社文庫(日本)) [ 中山 七里 ] 価格:880円 |
あらすじ
「すぐ隣の部屋で人体を解体しているなど、あり得るはずがない」
連続バラバラ殺人事件の犯人は、隣人?
怖すぎて眠れない。徹夜必至のホラーミステリ!
神足(こうたり)の悩みは、深夜になると隣室から聞こえてくる不気味な物音。何かを切断しているような……もしかして死体?
時を同じくして、近隣で女性と思われる死体の一部が発見されたという事件を知った神足は、隣人の徐(スー)が犯人なのではという疑いを持つ。
そんなある日の深夜、隣室から何かを梱包するような音に続いて、徐が外出する音が聞こえた。気になった神足はそのあとをつけるが――。