今回ご紹介するのは特殊設定&多重解決がすごいミステリー小説『名探偵のはらわた』になります。
2022年9月15日に続編の名探偵のいけにえが発売され、こちらがすごいと脚光を浴びていたのでとりあえず名探偵のはらわたから読んでみた次第になります。
名探偵のいけにえは本当に色々ランキングに入っているみたいですね。
2023本格ミステリ・ベスト10 国内ランキング第1位。
このミステリーがすごい! 2023年版 国内編第2位。
週刊文春ミステリーベスト10 2022国内部門第2位。
ミステリが読みたい!2023年版 国内篇第4位。
2023本格ミステリ・ベスト10ではぶっちぎりの1位らしいです。
そんなすごい作品シリーズの最初が名探偵のはらわたですね。
あらすじにも記載されていましたが、特殊設定がすごく特殊!
日本犯罪史に残る最凶殺人鬼たちが、また殺戮を繰り返し始めたら、、、
とある事情により過去の凶悪犯罪者たちが再び事件を起こし始めてしまうのです。
特殊設定だからと言ってぶっ飛んでいるわけではなく、特殊設定の中でのルールを含めロジカルに成立する謎解き。
そこに多重解決が混ざることでもはや複雑すぎる世界でした。
がしかし不思議なことに、特殊設定&多重解決だから内容が複雑で読みにくいということはなく、なぜかすらすら読めてしまう。
私も1週間程度で読了してしまいましたね。
次作の名探偵のいけにえも期待できそうなので読んでみようかな。
気になった方はぜひ読んでみてくださいね。
価格:825円 |
あらすじ
稀代の毒殺魔も、三十人殺しも。
名探偵vs.歴史的殺人犯の宴、開幕。
推理の果ては、生か死か――。
悪夢が甦る――。
日本犯罪史に残る最凶殺人鬼たちが、また殺戮を繰り返し始めたら。
新たな悲劇を止められるのはそう、名探偵だけ! 善悪を超越した推理の力を武器に、「七人の鬼」の正体を暴き、世界から滅ぼすべし! 美しい奇想と端正な論理そして破格の感動。
覚醒した鬼才が贈る、豪華絢爛な三重奏。
このカタルシスは癖になる!