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【BOOK】エリート警察と犯人の駆け引きがすごいミステリー小説『爆弾』



このミス2023年第1位のミステリー小説『爆弾』を読了しましたのでご紹介いたします。

いやぁ、面白かったですね。

なんと言っても爆弾魔と警察による駆け引きが壮絶でした。

犯人であるスズキタゴサクという男は自ら警察に捕まるような事件を起こした後、予知能力があると言い出して爆弾を予知する。

ここから明らかにタゴサクが犯人なのに証拠はなくエリート警察官による取り調べによって爆弾の場所や爆発時間を推測していくのです。

がしかしこのスズキタゴサクがかなりのサイコパス野郎で、意外と頭もキレるやつ。

つかみどころはない感じだし、絶対に友達になりたくないタイプって感じでした。

また、タゴサクの話から爆弾の場所や爆発時間を探していくのですが、これは常人には無理ですね。

まじで説明がないと読み取れない。がしかし、エリート警官たちは解読していくし、タゴサクのプロファイルも作り上げていくのです。

警察って凄いし大変ですね。

爆弾の仕掛け場所なども予想外でした。

さすがこのミス第1位に選ばれるだけある作品でしたので、まだ読んでいない方はぜひ読んでみてくださいね。

爆弾(呉勝浩)

価格:1,980円
(2023/5/11 16:47時点)
感想(393件)

受賞

このミステリーがすごい! 2023年版1位
ミステリが読みたい! 2023年版1位

あらすじ

東京、炎上。正義は、守れるのか。

些細な傷害事件で、とぼけた見た目の中年男が野方署に連行された。
たかが酔っ払いと見くびる警察だが、男は取調べの最中「十時に秋葉原で爆発がある」と予言する。
直後、秋葉原の廃ビルが爆発。

まさか、この男“本物”か。さらに男はあっけらかんと告げる。
「ここから三度、次は一時間後に爆発します」。
警察は爆発を止めることができるのか。
爆弾魔の悪意に戦慄する、ノンストップ・ミステリー。

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