今回は最近読んだミステリー小説『眼球堂の殺人』をご紹介させていただきます。
仕掛けありの館ものなので、館の見取り図などをみつつ読み進めていくタイプですね。
では早速ご紹介!
『眼球堂の殺人』は、狂気の天才建築学者・驫木煬が設計した奇妙な邸宅「眼球堂」が物語の舞台ですね。
この建物は、独特なデザインや建築技術を駆使した、非常にユニークな外観、内部となっています。
また、数学の知識もところどころに出てくる作品になっています。
そして、物語の進行に合わせて、眼球堂の特殊な構造や仕掛けが登場します。これらの仕掛けが事件の鍵を握ることもあり、物語のスリルやドキドキ感を高めています。楽しい。
また、どんでん返しの要素もあるので、最後まで読むとそうだったのかという驚きがありました。
どんでん返し以外にももう一度読もうかなと思ってしまうような仕掛けもありますので、一度ならず2度楽しめる作品です。
ミステリー小説をよく読む人にはもしかしたらトリックや犯人がわかるかもしれないので、詳しい人にはぜひ犯人を当ててほしいですね。
興味がある方はぜひ読んでみてくださいね。
眼球堂の殺人 〜The Book〜 (講談社文庫) [ 周木 律 ] 価格:1,078円 |
あらすじ
新たな理系&館ミステリ。
シリーズ第一作神の書、"The Book"を探し求める者、放浪の数学者・十和田只人(とわだただひと)がジャーナリスト・陸奥藍子と訪れたのは、狂気の天才建築学者・驫木煬(とどろきよう)の巨大にして奇怪な邸宅"眼球堂"だった。
二人と共に招かれた各界の天才たちを次々と事件と謎が見舞う。