未来系の本をいくつか紹介しましたが、今回はその中でも結構先の未来2040年を予想した本『2040年の未来予想』を紹介します。
あらすじ
未来系の本の中でも2040年と少し先の話になります。
基本的にはどの未来系の本も予測している姿は似たような形になりますが、この本は併せて現在・未来の問題もあげることによっていい意味でマイナス面も多く語っています。
チャプター1では、テクノロジーにより世界がどのように便利になっていくのかが紹介されており、早く未来が訪れないかなとワクワクした気持ちになりますね。
具体的には、自動運転、空飛ぶ車、すべての家電がインターネットに繋がる、ゲノム編集技術や再生医療。
やはり、基本的に未来系の本で語られていることが多かったので、この辺は確実に訪れる未来なのかな。
上記以外にも、ネクストエネルギーとして核融合というキーワードが出てきました。
これについては他の本で出てなかったので2040年にナルトってことなのかな。
この核融合はざっくり言うと小型の太陽を実現しようと言うもので、うまくできれば半永久的にエネルギーが作れてしまうというものです。
ただ、実現するためにはすごい高温を出す必要があり、これが今の技術ではできないようです。
なので技術が進めばってやつですね。
チャプター2以降は現在・将来の問題です。
日本に特化した話になっており、経済・年金・医療費などの破綻するのかどうかや、人口増による衣食住の問題、天災に関することなどです。
天災では、日本で南海トラフと首都直下型地震が30年以内に起きる確率は70%らしいです。
もうかなりの確率で起きてしまうではないか。
それ以外にも火山の噴火や水不足問題などが述べられています。
ざっくりとした話にはなりますが、これらがこの『2040年の未来予測』のあらすじになります。
感想
元日本マイクロソフトの社長さん「成毛眞さん」が著作ですね。
構成としては、2030年や2025年の未来予想の本と比べるととても読みやすい文章で、また一節あたりの長さがすごく丁度いい。
そのため、かなりのハイペースで読了してしまいました。
2030年は一節が長く、読むのが大変な印象だったので、この長さってとても重要ですよね。
さすが、元マイクロソフトの社長さん。
内容としては、あらすじにも記載はしているのですが、現在起きている問題、今後起きる問題に対しその理解が必要ですよってことと、テクノロジーを活用して解決できるかもしれませんよってことが中心となります。
そのため、読んでいくと少し不安になってしまいましたね。
ただ、技術が解決してくれるということと、その技術革新が我々にどう影響してくるかを知ることができたので、読み終わった後はすっきりとした気持ちと共に、何かわからないですが成長した気持ちになれましたよ。
今回紹介しました『2040年の未来予測』
とても読みやすくおすすめなので、将来どうなるのだろうと気になっている方や未来に思いを馳せたい方はぜひ読んでみてください。
価格:1,870円 |
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