最近人気が出てきている本。
『2030年すべてが「加速」する世界に備えよ』
この本を読むとこの先の未来で、世界の技術がどう進んでいくかがわかってしまうのです。
近未来って思ったよりも近づいているんですね。
とてもわくわくしてしまいます。
そんな『2030年すべてが「加速」する世界に備えよ』を簡単に紹介いたします。
あらすじ
2030年、さまざまな技術が掛け合わされることにより飛躍的に想像していた未来へ進むことが予想されます。
自動運転や空飛ぶ自動車、超高速移動(ハイパーループ)など、実現が近いと言われているものから、3Dプリンティングやブロックチェーンなどの既知の技術が進化していくとどうなるかですね。
ここではあらすじと言うことなので、私が読んで印象に残っていた内容を簡単に紹介します。
3Dプリンティング
少し前から使われているものですね。
プラスチックなどをPCでデザインしたとおりに加工することができ、今ではフィギアとかちょっとした部品などが作られています。
これがプラスチック以外の材料でも作ることができるんですね。
今でも海外ではこの3Dプリンティングでいくつも家が作られているのです。
日本では建築基準法的に作れないそうなのですが、OKな国ではもう進んでおり、費用も格段に安いとのこと。
それ以外にも、人体の一部なども材料がわかれば作れてしまうと言う、、、すごいですね。
バイオテクノロジー
今ではゲノム配列というのを任意で操作できてしまうそうです。(クリスパーという技術)
この操作ができると、治療方法がない難病を直したり、感染力・致死率が高いウイルスを弱くしたりなどなど出来るそうです。
それ以外にも材料科学と併せて使うことにより、
物質の性質を変えることも可能だとか。
汚れにくい洋服を作ったり、曇りにくいメガネを作ったりなど。
ゲノム配列を操作出来るなんてもう神さまにでもなったということですかね。
その他
未来は基本的に徹底的なパーソナライズされた世界になるそうです。
ウェアラブル端末により常に健康状態がチェックされ、感情を読み取り照明や音楽などなど自動で変更・再生される。
寿命も延長され、保険業・金融業・不動産業も大きく変わる。居住エリアは水上都市となるそうです。
そして、最後には記憶・感情・体験がクラウドにより共有され、人類は1つになるそうです。
エヴァみたいですね。人類補完計画。
そこまで行くとディストピアな感じですが、それに近い未来へと進んでいくと考えると、期待と不安で一杯になりそうです。期待の方が大きいけれど。
今回紹介した内容について、より詳しく知りたいと言う方、近未来を想像するのが好きな方はぜひ実際に読んでみてイメージを膨らませてみてはいかがでしょうか。
個人的にはとても面白い本でしたのでおすすめさせていただきます。
■本版
2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ [ ピーター・ディアマンディス ] 価格:2,640円 |
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