本日は三谷幸喜の『記憶にございません!』を見てきました。
三谷監督はとても有名なので、説明は不要かと思います。
(知らない人はぐぐって)
最新作見てきましたので、レビューします。
あらすじ
中井貴一演じる嫌われ者の総理大臣、黒田啓介。
支持率は過去最低で、金と権力を追求する悪徳総理大臣。
ほんとどうやって総理大臣になったんでしょうか。
そんな彼が病院のベッドで目覚めるところから話が始まります。
ある日市民が投げた石が頭にあたり、
総理大臣になってからの記憶を失ってしまったのです。
彼は総理大臣を続けることはできないと辞任することを決めたのですが、
側近はそれを許しません。国が混乱するからどうにか続けてくれと。
仕方なく黒田は総理大臣を続けるのですが、
記憶を失ったことにより、金や権力を追求する気持ちが消え、
昔の国を良くしようという考えになったのです。
市民から見ると支持率最低の悪徳総理大臣が、
急に態度を改め、国を良くするために行動する驚きの展開。
記憶があったときは多くのしがらみがあり、
後戻りできなくなっていたことも記憶がないことにより
どんどん改善・解決していくのです。
はたして彼は記憶がない状態でどこまで総理大臣ができるのか。
支持率は?国は良くなるのでしょうか。
また、いつ記憶がもどるのでしょうか。
周りを巻き込み、一発逆転のドラマが始まります。
評価
ストーリー:★★★★☆(4)
演技・演出:★★★★☆(4)
音楽 :★★★★☆(4)
面白さ :★★★★★(5)
総合点 :★★★★☆(4)
感想
三谷幸喜監督の作品なので、とりあえず面白いです。
がしかし、有名な監督だからといってハードルは上げないようにしてくださいね。
見た後の印象は、どんどん話が進んでいって、気づいたらもう終わりなのって感じでした。
とにかく成り上がっていく感じがすごくあり、続きが気になるってやつです。
黒田総理大臣は最初頼りない感じで、これはやべーやつだな。
総理大臣続かないだろうなーって思わせる感じでしたが、
話が進むにつれて、自分の意志が強くなり、信念みたいなものを感じましたねー
まぁやっていることはハイリスクの運頼み感が強いのですが。そこは映画ですからね。
あとは記憶失くして善人になったので、言うこと良うんですよね。
現実にはなかなか難しいことかもしれませんが、なんか心にぐっときますね。
笑いありの成り上がりストーリー。
コメディ系の邦画が好きな人はたぶん好きな映画です。
良ければぜひ見てみてください。