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ハナマサの関西進出計画

社会人や投資をやっている方は経済のトレンドニュースは押さえておきたいですよね。ということで、Yahooニュースの現時点の経済トレンドニュース1位の記事を簡単にまとめましたのでご紹介いたします。

■今回のニュース

6月、業務用食品スーパー「肉のハナマサ」を運営する花正(東京都港区)は、今秋、大阪に2店舗(千日前、九条)を出店すると発表しました。併せて、大阪名物でもあるスーパー玉出の8店舗を譲り受けて、ハナマサとして出店することも報じられました。

現在26店舗を展開しているスーパー玉出は、西成区を中心に残る店舗で事業を継続しますが、ハナマサとの業務提携も実施します。それぞれのプライベートブランド(PB)商品を販売するほか、玉出の生鮮・総菜を関西のハナマサに供給するとのことです。これにより、都内中心に首都圏で展開していたハナマサが、本格的に関西進出することになります。

ハナマサの黄色い看板は都内の繁華街周辺でもよく見かけるので、ご存じの方も多いかもしれません。ハナマサは大容量の商品を簡易なパッケージで売っているため、食材を安く入手できるのが特徴です。特に「一般のお客さま大歓迎」とうたっていて、周囲の住人にも安いスーパーとして認知されています。

業務用スーパーの最大手である神戸物産の「業務スーパー」は生鮮や総菜を基本的に扱わないのに対し、ハナマサは大容量でお得なPB加工食品「プロ仕様」を中心に、肉の大容量パックなどの肉関連商品が大人気です。青果、水産も相応に品ぞろえしており、業務用需要と家庭用需要を両方取り込むことで、十分な売り上げを確保しています。

ここ最近人気のハナマサですが、その歴史は紆余曲折があり、過去には経営不振に陥っていた時期もありました。1983年に銀座に業務用スーパーを開き、以降は急速に成長しましたが、郊外で急拡大した店舗に不採算店が急増し、経営がつまずいたのです。

2008年には全日本食品とファンドの支援を受けて再建を目指し、その後、2013年に精肉卸から発祥した生鮮スーパー運営のジャパンミート社(現JMホールディングス)の完全子会社となることで、業績が急回復しました。JMホールディングスが強力な生鮮スーパー運営ノウハウを持っていたからです。

■まとめ

肉のハナマサ」が今秋大阪に2店舗出店予定
スーパー玉出の8店舗を譲り受け、ハナマサとして出店
スーパー玉出西成区を中心に事業継続
ハナマサが本格的に関西進出
ハナマサは大容量の商品を安価で提供
経営不振を乗り越え、JMホールディングスの支援で業績回復

今回のニュースの概要はこんな感じでした。ランキング1位の記事なのでどこかで話題になるかもなので、概要だけでも知っておきましょう。また、毎日12時に経済トレンドニュース1位の記事の概要を紹介していきますので、明日もぜひご覧ください。

■本記事を詳しく知りたい方は下記URLより元ニュースをご確認ください。
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