
日本沿岸の魚類を中心に約270種類の生き物を展示する、水の世界を身近に感じられる水族館です。サメやエイが泳ぐ大水槽、カラフルな熱帯魚、そして絶滅の危機に瀕した日本産の希少淡水魚まで、コンパクトながら内容はかなり充実。親子連れに特に人気の、知る人ぞ知るおでかけスポットです。
生き物の多様性を間近で体感!
館内にはテーマごとに分かれた展示が並び、子どもから大人まで楽しめます。
- 三河湾の大水槽:伊勢湾に棲むサメやエイなどが悠々と泳ぎ、まるで海に潜ったような気分に。
- 骨のない生き物たち:クラゲやエビ、カニなど、不思議な動きをじっくり観察できます。
- 冷たい海の生物:タカアシガニなど深海の仲間たちも見逃せません。
- 潮溜まりの生き物やサンゴ礁の魚たち:カラフルでユニークな魚たちが子どもたちに大人気。
- 両生類・爬虫類コーナー:大きなヒキガエルやヘビもいて、ちょっぴりドキドキ。

特に印象的だったのは、小さな水槽にも一つひとつ個性があり、どれも丁寧に展示されている点。小規模ながらしっかり見ごたえがありました。
トラザメの卵は凄かったです。

科学館&ビオトープで自然を学ぶ
水族館に併設された海の科学館エリアでは、「水-森から海へ-」をテーマに、体験しながら学べる展示がいっぱい!干潟の鳥の鳴き声を聞けるコーナーや、油ヶ淵(うががふち)の水環境についての解説など、遊びと学びが同時にできるのが魅力です。

屋外にあるビオトープエリアでは、希少淡水魚「ウシモツゴ」や「カワバタモロコ」のほか、季節の植物、トンボや野鳥を観察することもできます。天気が良ければ、外でのんびり過ごすのもおすすめ。
お財布にやさしい入館料と快適な施設
気になる入館料はなんと大人500円、子ども(年中~中学生)200円と、とってもリーズナブル。未就学児は無料なので、幼児連れのファミリーにはうれしい限りです。PayPayでの支払いにも対応していて、キャッシュレス派にも便利。
開館時間は9:00~17:00(最終入館は16:30)。月曜日は休館(祝日の場合は翌平日が休館)なので、訪問時はスケジュール確認をお忘れなく。
駐車場も広々していて100台以上OK、週末や連休でも安心してアクセスできます。
実際に行ってみた感想
今回、2歳の子どもを連れて初めて訪問しましたが、小さな子にはちょうど良いサイズ感でした。30分〜1時間ほどで一周できますが、飽きることなく楽しめました。
中央の大水槽は迫力があり、子どもも大興奮。金魚すくいや餌やりなどの体験イベントが行われている日もあり、子連れには特におすすめです。
オリジナルグッズは少なめでしたが、海の生き物系のお土産は一通りそろっていました。手頃な入館料でこの充実度はかなりコスパ高いです。

まとめ
碧南水族館は、「大きくはないけど濃い」水族館。水槽との距離が近く、子どもたちも目を輝かせながら魚を観察していました。水族館だけでなく、科学館・ビオトープまで含めれば、半日たっぷり楽しめるはずです。
週末のお出かけや雨の日のレジャー先として、ぜひ訪れてみてください。

👉公式サイト:碧南海浜水族館ホームページ
