今回紹介する本はタイトルから内容が気になってしまう『オノマトペ・マーケティング』という本です。
本の表紙からわかるように、がっつりマーケティングの本になりますね。
難しそうですがとりあえず読んでみましたので紹介します。
概要
オノマトペとは何かというところからですが、これは普段みなさんが感覚的に使っている「ふわふわ」とか「ぎざぎざ」とか「さらさら」などのイメージを表す言葉のことです。
詳しく説明するのは難しいけど、雰囲気こんな感じと伝える時とかによく使われる気がしますね。
そんな感覚的なオノマトペを分析することで、その感覚を具体的に表し、マーケティングに活かすというのがこの本で語られている主旨になります。
分析とは、オノマトペの音韻を分析・数値化することにより、新奇性のあるオノマトペが使われた場合でもどのようなことを表現しているのかが判断できるってことみたいですね。
具体的にはお客さんが商品を探すうえで、もっと「ふわふわ」した物が欲しいやもっと「さらさら」した物が欲しいという要望に対し、最初に選んだ商品の数値からオノマトペの数値を加減して理想の商品を推奨できるって感じです。
感想・評価
基本的にはオノマトペの分析、実証実験、実例が紹介されている本になります。
そのため、オノマトペをふんわり理解しようとしている方には少し難しい本かもしれません。
内容もオノマトペを使えば、マーケティングを行ううえで効率よく相手の希望や理想を理解できるよということの調査結果みたいなものですね。
マーケティングに興味がある方は、オノマトペという視点があることを理解するうえで読んでみてはいかがでしょうか。
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